「目が悪い」ってのは無用にお金が
かかるし、何かと不便ですね。
僕は中学生の頃から目が悪くなり始め、
高校生で視力は「0.01 と 0.03」という
未知の領域
に達していました。
眼鏡かければいいんですが
この視力の眼鏡を作ると、
- レンズは分厚いわ
- (人から僕を見たときに)目が小さく見えるわ
で、なかなかに思春期の頃はメガネに抵抗あるんですね。
僕が高校生の頃は、「ワンデー」的な
コンタクトはまだまだ高価で、
「ハードコンタクト」が主流でした。
ハードコンタクトって、毎日洗浄して
専用のボトルで保管しなくちゃいけないから、
メンテがめんどくさい大変。
で、洗浄中に誤って流しに流しちゃったりして。
昔は単価も高かったんですよ。
1枚1万円以上したんじゃないかな。
それからハードって目にゴミが入ると、
死ぬほど痛くて目を一切開けられなくなるんだよなぁ…
経験者でないと分からないほどの激痛。
しかもそれがスクーター運転時(!)だともう…
死を何度か覚悟しました。
素晴らしき視力0.01の世界
「自分くらい目が悪い人」に会う事って、
まぁ無いです。
視力0.01~0.03の世界って、こんな感じ。
- 視力検査にて、輪っかのどの方向が
空いてるかなんぞ分からないどころか、
もはや白い紙に見える
- 視力検査にて、
白い紙にしか見えないので
「見えるところまで近づけ」といわれ、
0.1が見える所までの「距離」を測定される - 朝起きて、家の猫が居たから
「おはよう~」ってナデナデしようと
近づいたら、自分の服だった - 母親も近眼
- 祖母も近眼
- 目が悪過ぎて、
コンタクトつけるのも
それはそれで大変
- メガネを「薄型レンズ」で
作ったにもかかわらず、分厚い
- メガネをかけてメガネを買いに行くと、
いいなと思った眼鏡をかけた瞬間から
見えなくなるので判断できない
- 眠りから覚めてまずメガネをかけないと
生活できないので、
メガネを無くすと死活問題
- 故に、
「メガネ無くしたときにかけるメガネ」
を自宅内の複数個所に常備
あれ、なんだか泣けてきた…。
眼鏡を出来るだけ安く作る
結婚して社会人になってからは、
コンタクトもメガネも両方使う事が
多くなってきました。
メガネって昔は、
所謂「町のメガネ屋さん」的な
所で作ると、1本4~5万は
かかってた気がします。
おしゃれっぽいフレーム皆無
だったし。
今は格安メガネ屋さんが複数ありますが、
それもまだ少なかった頃は、
仲御徒町にある369(サンロクキュー)
というメガネ屋さん一択でしたね。
フレームが
「3,000円」、「6,000円」、「9,000円」の
グループで値がついてて、
薄型のレンズでも追加料金が安い。
「個人店が頑張って格安に挑戦してる」
感じがしたなぁ。
ここにわざわざ行ってメガネ作ってました。
今はZoffとか眼鏡市場とか色々出てきてますが、
最安はやっぱり「JINS」ですかね。
どれだけレンズ薄くしても追加料金無いし。
老眼が始まる…
40過ぎてから、会社でレポートとかが
読みづらく感じる事が出てきました。
「ま、まさか…この俺に
更なる視力の不都合
を与えようというのか!?」
カンペキ老眼です。
部下に作ってもらった
資料チェックするのも、
「ちょっと…俺さぁ、
最近細かい字が見えなくて…。
もっと大きい字で印刷してくんない?」
と、チェックしようにも
そもそも内容が見えない
ということを部下に告げなければ
ならないのは、かなり辛いものがあります。
そして数分後、大きな文字の
印刷物と共に女性部下から資料を
「ハイ、おじいちゃん」
と渡された時は、心で号泣しました。
いよいよ老眼鏡が必要か…
そう思った僕はメガネ屋さんへ
行くのですが、
老眼の新しい対処を閃くのです。
次回に続きます。